生と死と。出会いと別れと。
そんな事が凝縮した日々を送った。
金曜、深夜リハ
土曜午前、友人の結婚式
土曜午後、披露パーティー
土曜夕方、朝生まれていた姪に会いにいく
日曜朝、三沢光晴の訃報を知る
日曜午前、親友の十七回忌に行く
日曜午後、舞台稽古
月曜、急に泣く
本日、姪に名前がついた
明日、ライブ
なんとも不思議な日々だった。
生まれたその日の赤ん坊の握った指。その強烈なインパクト。生。
幸せな二人の姿。出会い。結び。
壮絶なまでの尊敬する人の死。死。
残されたおじさんの、十六年変わらない涙。別れ。
猛烈に駆け抜けた感情は、どうやって止めればいいのかもわからなかった。
泣いていいのか笑っていいのか。
とにかく、起きた事全て、このBLOGで何日も書けるような事ばかりだ。
考えてみればユニットでのライブ以来だから。
こないだの舞台への思いだとか。
キヨシローが死んでからだとか。
そういうの全部、ひっくるめて、明日のライブだ。
とにかく、前のライブから今日まで、色々な事がありすぎるぐらいあった。
「考えない」とか「忘れる」とか選択肢はあったはずなのに。
そのどれもこれも、真正面から受けたつもりだ。
壊れちゃいそうになっても。
最近。
理解できない奴がおるよ。
真正面じゃないんだ。なんだかさ。
それって、結局、逃げてるだけじゃないか。とかさ。
自分はともかく、ゴマすっておこうみたいな感じとかさ。
とりあえず、はいって言っておこうとかさ。
本当はただいじけてるだけの癖にみたいな奴とかさ。
なんせ、自分は出来てる!でも周りが・・・みたいな連中とかさ。
目に余るね。
ホント、目に余りますよ。バレバレですよ。あなた。
ぶっちゃけて言えば。
世の中の人は誰だって、自分自身だけ出手一杯なはずさ。
だから、小野寺さんも含めて、本当は誰もそこまでお前の事なんか見てないよって事だ。
小野寺さん_師匠に最初に怒られた言葉だ。
そこまで、お前の事なんか気にしてないよってさ。
その通りだなって思った。
何に格好つけるのかって言えば。
やっぱ、結局は自分になんじゃないかなぁ。そう思うよ。
自分が格好悪い自分にならないようにすりゃいいだけなのさ。
三沢光晴はね。
自分と戦い続けた。
ライバルはいない。しいて言えば自分。そう言いきった。
目の前にどんな強敵がいても、自分との戦いだった。
だから、対戦相手にゾンビなんて言われるような精神力を持ってた。
叩いても、叩いても、起き上がってくる。
村上選手と戦った時のあのスープレックス、タイガードライバー91、裏十字固め。延髄エルボー。
総合格闘技のような人体の弱点を攻めることなんか簡単に出来たのに。
人体の構造の理解なんていうのは女々しいとばかりに、相手の鍛えた所ばかり、参ったするまで攻めた。
キレれば一瞬で試合を終わらせられるけれど、じっと孤独に自分と戦い続けた。
受け身の巧い下手で、投げる角度を変えていた。
相手の心と体が参ったするまでのギリギリの勝負で何度涙を流しただろう。
吉君のおじさんは今も逃げない。
十六年経った今でも、地域ではあの凶悪事件の被害者の父親だ。
それでも、逃げずに。
おいらたちの前で変わらない涙を流す。
また、遊びに来てくれよと言う。
忘れるなんて選択肢は持ってない。
十六年、頭がおかしくなってもおかしくないような時間を、過ごしている。
おいらはダメな奴だ。
最近、とみに思うよ。
なんで、もっと、うまくならないんだろう?
なんで、自分は、こんななんだろう?
年をとった分だけ経験を重ねて、こういうやつだからさと諦めたくもなるけれど。
それでも、やっぱり思ってしまう。
もうちょっと出きるはずだって。
だから、止まらない。
真正面から生きていったら。
最後には三沢のようになってしまうのかな?キヨシローのようになるのかな?
でも、二人をとてもかっこいいんだっておいらは思ってしまう。
歌ってるから、喉にメスを入れなかったキヨシロー。
プロだから休まなかった、三沢。
二人は、無理したんじゃなくて、そういう生き方だったんだ。
逃げまくる生き方なんて、したくねぇなとおいらも思ってしまうタイプだ。